猫背の仕組み

姿勢の歪みの代表的なものに猫背があります。猫背とは脊椎の生理的湾曲(s字カーブ)の変位です。猫背になってしまう原因は様々ありますが、普段の生活における姿勢の崩れが大きな原因のひとつです。

例えば、イスに座る際、足を前方に投げ出し背もたれに寄りかかってしまう座り方。この姿勢は骨盤を下げ、腰椎のカーブをなくしてしまいます。

また、机に向かう際に背中を丸め、前のめりになってしまう前傾姿勢は猫背の癖を強くします。

他にも、枕の高さが合わず頸のカーブが真っ直ぐになってしまったり、柔らかく沈んでしまうような布団やソファー、クッション性のない靴の着用なども猫背の原因です。

猫背になってしまうと身体にかかる負担は増加します。普段は骨格や筋肉によって支えられている頭は前方に垂れ、頸・肩の筋肉に大きな負担を加えます。腕や肩は前方に変位し、肩の可動域を制限します。骨盤は下がり、腰・背中の痛みにつながります。また、お尻は下に垂れ、股関節は外に開き、o脚の原因になります。さらに、背中を丸めるこの姿勢は胴体の回転を制限します。身体が左右にひねりづらくなってしまうのです。

猫背姿勢は内臓にも悪影響を及ぼします。内臓を守っている肋骨が外側に広がってしまったり、腹筋が衰えていくことにより内臓は下垂し、様々な不調につながっていくのです。

このように姿勢の歪みは身体に多くの影響を及ぼしてしまいます。歪みのないきれいな姿勢を保つことは、健やかな生活を送るうえでとても重要なのです。正しい姿勢は仕事の効率アップやより良いパフォーマンスを発揮することにつながります。

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