子供の姿勢

子供の成長期にゴールデンエイジといわれる時期があるのを知っていますか?幼少期から小学生にあたる運動神経が著しく成長する時期のことをそういいます。詳しくは、3~5歳を「初期ゴールデンエイジ」、6~9歳を「中期ゴールデンエイジ」、10~12歳を「ゴールデンエイジ」といいます。

このゴールデンエイジ、なにがゴールデンなのかといいますと、神経回路と運動神経が同時に成長できる唯一の時期。わかりやすくいうと“すぐになんでもできるようになる時期”なんです。
例えば自転車の乗り方をゴールデンエイジの時期に練習すればすぐに乗れるようになります。そして一度覚えると乗り方を忘れることはありません。一度できた神経回路は一生消えないからです。
一方、大人になってから覚えるのにはとても苦労します。これは、100%神経回路ができあがってしまっているため。
つまり、ゴールデンエイジの時期にたくさんの神経回路をつくることが大人になったときの才能やセンスにつながってくるのです。

じゃあゴールデンエイジの時期にどんなことをしておけばいいのか?
まずはたくさん体を動かして遊ぶことです。外で走り回ったり、ボール遊びをしたり、ときには転んだり。こうした遊びの中には色々なことを学ぶ要素がつまっています。基本的な筋力、バランス感覚、敏捷性などこれから成長していくうえでの基礎となる大切な部分を育むことができます。

お家での姿勢も大切です。
子供のうちからゲームに熱中するあまり、背中を丸めた姿勢や崩れた姿勢で長時間過ごしてしまうと大人になってから苦労します。子供時代に身についたクセは根強いです。お家では正しい座り方や姿勢を身につけさせてあげられるといいですね。

ヒーリングドゥーエーでは子供の姿勢指導や運動指導も行っておりますので、気になることがあればご相談下さい。
子供の骨や筋肉は大人と比べると柔らかくしなやかなので、悪い姿勢も短期間で改善しやすいです。

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